マルチアセットモードにおけるUSDT-Mポジションの借入返済と資金振替

借入と利息

マルチアセットモードのUSDT-Mポジションの場合、すべての利益、取引手数料、資金調達手数料はUSDTで決済されます。そのため、USDT残高が不足するとUSDTの借入が発生します。

借入 = min (0, USDT資産価値)

借入がある場合は利息が課されます。利息の対象となる金額は、借入額-無利息額として計算されます。未実現損失の場合、無利息限度額は、min (abs (未実現損失), 無利息限度額) となります。

現物マージンや暗号資産ローンに課される利息とは異なり、借入利息が発生し、1時間ごとに差し引かれます。借入がある場合は、1時間に1回利息が請求されます。利息控除の記録は取引履歴で見ることができ。

振替

1. 振替出金に利用可能なマージン

クロスマージンモードで未実現損益額が0より大きい場合、振替可能額＝利用可能残額-未実現利益-ボーナス。

クロスマージンモードで未実現損益額が0未満の場合、振替可能額＝利用可能額-ボーナス。

]通貨の振替可能額＝min (振替可能額 ÷ 通貨のインデックス価格, 通貨の正味数量)。

USDT純額 = USDT残高 + 未実現損益額 - 未決済注文のために確保されたUSDTマージン - 通貨の大きなポジションに使用されるマージン。

他の通貨の正味数量＝通貨の残高。

2. 振替入金の利用可能額

振替可能額＝限度額-正味振替額

限度額＝min (個人限度額, 限度額)