アルトコインXRP、3日連続で価格上昇｜新規アドレス増加の影響か

リップル（XRP）の価格は14日、3日間連続で上昇し、約2.7ドル付近で安定的に 推移している 。

XRPのアドレス増加とその影響

12日に発表された米国の消費者物価指数（CPI）が予想を上回ったことにより、 ビットコイン 相場を始め暗号資産（仮想通貨）市場は一時的に収縮的な反応を見せた。

しかし、XRPはこの厳しい経済環境でも安定した価格推移を示した。

その要因として、XRPのアドレス数が1ヶ月で20万件以上増加したことが挙げられる。この増加は、XRPの価格上昇に寄与したと考えられている。

XRPのアドレス数増加の背景には、2025年1月14日のゲイリー・ゲンスラーSEC議長の退任インタビューが影響している可能性が高い。

ゲンスラー氏の退任後、XRPネットワークへの新規アドレスが急増し、価格にもポジティブな影響を与えた。

新たにXRPを保有するウォレットには機関投資家や長期保有者が含まれ、規制環境の改善に対する期待が高まっている。

この状況は取引量や流動性の増加を招き、ネットワーク効果を強化し、XRPの価格を支える要因となった。

XRPの法的手続きと規制環境

今後、投資家はXRPの法的手続きの進展や、規制動向に注目するだろう。

ゲンスラー氏退任後、XRPに対する規制環境が改善する可能性が高まり、その結果、さらなる投資家の参入が期待される。

この規制の変化がXRPネットワークへの新規アドレス増加を促進し、ネットワークの成長とともに価格上昇を支えるだろう。

規制環境の改善や市場のポジティブな動きが続けば、XRPは持続的な上昇基盤を築き、次の大きな価格変動に向けた準備が整うと見られている。

【2月14日最新】リップル（XRP）の価格分析

リップル（XRP） は、ビットコインの強気相場などの影響を受けて、2024年11月から上昇を開始した。現在、XRPの価格は約2.7ドルで取引されている。

出典： TradingView XRP/USD 週足 (2023年～現在まで)

2023年8月には、週足チャートにおいてゴールデンクロスが発生し、これが上昇の兆しとなった。

その後は特筆すべき大きな動きはなく、価格は0.4ドルから0.9ドルの範囲で推移していた。しかし、2024年11月に入ると急激な価格上昇が見られ、2ヶ月余りで約5.5倍に達した。

週足チャートでは、XRPの価格は依然として長期的な上昇トレンドにあることを示唆している。

特に、2023年8月に発生したゴールデンクロスは、今後も買い優勢の相場が続くことを示唆している。

しかし、注意すべきは、100日移動平均線付近での価格下落のリスクである。

直近の最安値1.78ドルを週足実体で下回ると、大きな下落が生じる可能性があるため、慎重に見る必要がある。

出典： TradingView XRP/USD 日足 (2024年11月～現在まで)

日足チャートでも、2024年11月にゴールデンクロスが発生して以来、3ヶ月以上にわたり上昇トレンドが続いている。

特に2月3日には、100日移動平均線をサポートに反発する動きが見られた。

これにより、今後も2.2ドル～2.4ドルの価格帯がサポートとなり、再び上昇に向かう可能性が高い。

リップル（XRP）価格のキーポイント

• 長期的な上昇トレンドが続く可能性が高い。
• 価格は2.2ドル～2.4ドルのサポートゾーンで安定し、再上昇が期待される。
• 1.78ドルを下回ると、大幅な下落リスクが高まる。
• 100日移動平均線が今後のサポートとなり、上昇トレンドを支える可能性がある。

免責事項：本記事の価格予測は、入手可能なデータやトレンドに基づいたCrypto News Japan独自の相場分析を示したものであり、投資アドバイスを構成するものではありません。暗号資産は変動が激しく、将来価格の確実な保証はできません。資金の一部または全額を失う可能性があることを理解した上で、必ずご自身の調査およびリスク許容度に基づいて投資判断を行ってください。