トランプ大統領が支援するワールド・リバティ・プロジェクトがイーサリアムを4,800万ドル購入

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nextmoney-news (JP)2025/01/22 03:33

著者:nextmoney-news (JP)

ワールド・リバティ・プロジェクトがイーサリアムを4,800万ドル購入

ドナルド・トランプ（Donald Trump）大統領とその家族のメンバーと提携しているDeFi（分散型金融）プラットフォームである WLF （World Liberty Financial：ワールド・リバティ・ファイナンシャル）は、大統領就任式の最中に、4,700万ドル（約73億円）に相当する439WBTC（Wrapped Bitcoin：ラップドビットコイン、購入時点で約）を残高に追加したことが明らかになった。

We’ve completed our mission and sold 20% of our token supply! Due to massive demand and overwhelming interest, we’ve decided to open up an additional block of 5% of token supply. Please be patient while our team works to relaunch the sale. We’ll share updates here as soon as…

— WLFI (@worldlibertyfi) January 20, 2025

日本語訳：
ミッションを完了し、トークン供給量の20%を販売しました。需要が非常に高く、関心が高かったため、トークン供給量の5%を追加で販売することにしました。チームが販売再開に向けて作業を進めていますので、しばらくお待ちください。販売が再開したら、すぐにここで最新情報を共有します。

WLFは2025年1月20日（月曜日）、第47代大統領の就任を記念し、イーサリアム（Ethereum/ETH）とビットコイン（Bitcoin/BTC）を4,700万ドル分、アーベ（Aave/AAVE）、チェーンリンク（Chainlink /LINK）、トロン（Tron/TRX）、エセナ（Ethena/ENA）を470万ドル（約7.3億円）分購入したとツイートした。

同プラットフォームは、トランプ大統領と複数の子供たちをアドバイザーに迎え、10件の個別の取引を行い、約4,700万ドル相当のステーブルコインをWBTCと交換したとのことだ。

WLFは現在、4,740万ドル相当のWBTCを456.77枚保有しており、BTCはイーサリアムとドルペッグのステーブルコインであるUSDコイン（USDCoin/USDC）に次ぐ3番目の保有枚数となっている。このプラットフォームの追加は、Web3大使である大統領の息子、エリック・トランプ（Eric Trump）氏が行動を予告したわずか1日後に行われた。

1億ドル近いBTCとETH購入は保有する仮想通貨の日常的な移動

Xのオンチェーン分析アカウントLookonchainからのプラットフォームのイーサリアム購入に関する投稿にコメントしたエリック氏は、以下のように投稿している。

Wait until you see what they do tomorrow! 🚀🚀 @worldlibertyfi https://t.co/v8eRDFImHo

— Eric Trump (@EricTrump) January 20, 2025

日本語訳：
明日彼らが何をするか見てみましょう！

WLFはこの2日間でビットコインとイーサリアムを1億ドル（約155.7億円）近く取得したが、これらはすべて“通常の財務管理”の一環のようで、投稿の中で次のように述べている。

われわれは、通常の財務管理、手数料や経費の支払い、運転資金需要に対応する一環として、保有する仮想通貨の日常的な移動を行っている。

Arkham Intelligenceのデータによると、同社は500万ドル（約7.78億円）以上のAAVE、LINK、ENAを含む3億2,000万ドル以上の仮想通貨を保有。当初、プレセールのトークンを売り切るのに苦労していたWLFは、19日の夕方遅くにミッションを終了し、トークンの20％の販売を完了した後、追加の5%を一般公開した。

ビットコインの価格はトランプ大統領の就任式を前に、20日の早朝に史上最高値の108,786ドルを記録しており、現在は102,780ドル近辺を推移している。