仮想通貨カストディ企業コマイヌは、ブロックストリーム・キャピタル・パートナーズからビットコインで7500万ドルを調達したと 発表した 。コマイヌは、野村ホールディングス傘下のレーザーデジタルが支援する企業だ。今回調達した資金は、世界的な事業拡大を支援し、高度な仮想通貨技術を統合するために使用される予定だ。

この投資は規制当局の承認待ちだが、ブロックストリームの担保管理およびトークン化ソリューションを組み込むほか、コマイヌのグローバル展開を支援するために活用される。さらに、高度な仮想通貨技術を統合する計画も含まれている。

また、ブロックストリームのアダム・バックCEOら幹部がコマイヌの取締役会に加わり、パートナーシップを強化する。

今回の資金調達および提携を通じて、コマイヌはブロックストリームの技術、特にビットコインサイドチェーンであるリキッドネットワークkやトークン化資産管理を支援するAMP（アセットマネジメントプラットフォーム）技術の採用を進めるという。またリキッドネットワークを活用し、コマイヌコネクトを通じた取引の清算時間を短縮するとしている。

コマイヌの共同CEOであるポール・フロストスミス氏は、コインテレグラフに対し、今回の資金調達により「新たな市場への拡大が可能になる」と述べた。また、コマイヌコネクトソリューションの取引時間を「数時間から数分に短縮する」とも付け加えた。

「この取引は、シリーズB資金調達がビットコインで行われた初の事例だ。コマイヌは今後、自社のビットコインポジションに対して財務機能を運用し、利回りの向上や必要に応じたヘッジを検討する予定である。こうした動きは、仮想通貨に特化した企業の間でますます一般的になると予想している」。

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