地元メディアによれば、韓国の規制当局が機関投資家など法人による仮想通貨投資を承認する方向で進んでいる。

聯合ニュースの報道 によれば、韓国の金融サービス委員会（FSC）は、実名の法人取引口座の発行を許可することでデジタル資産への法人投資を段階的に認めていく計画を発表した。FSCは1月8日に2025年の計画を発表し、金融の安定とイノベーションの加速に焦点を当てるとしている。

報道によれば、現状において法人に実名口座を発行することに法的な制限はないが、地元の規制当局は事実上、銀行に対して発行しないよう指導してきたという。

聯合ニュースによると、FSCは仮想資産委員会との協議を通じて、法人の仮想通貨投資を段階的に許可する計画を検討するという。仮想資産委員会は2024年11月に初会合を開いたが、 別の地元報道 によれば、イニシアチブを議論する具体的なタイムラインはないという。「現在市場には多くの問題があるため、委員会の会合のタイミングや議論のテーマを調整しており、具体的なタイミングや内容については明確な答えを出すのは難しい」とFSCの関係者は記事の中で語っている。

最新の報道は、 過去の報道 が事実であったことを裏付けるものだ。2024年12月、FSCは年末までに法人の仮想通貨口座を許可するロードマップを発表する意向との報道が出た。しかし、当時FSC側は報道を否定し、具体的な措置はまだ確定していないとコメントしていた。

法人の仮想通貨口座の検討に加え、FSCの事務総長クォン・デヨン氏は、韓国の仮想通貨の規制枠組みを世界の仮想通貨規制に合わせるべきだと強調した。「上場基準をどう作るか、ステーブルコインをどう扱うか、仮想資産取引所の行動規範をどう作るかを議論する必要がある」とし、「仮想資産市場での世界的な規制に合わせるために取り組む」と語った。

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