元セルシウスCEOアレックス・マシンスキー、ニューヨーク裁判所で2件の刑事罪を認める：報道

元Celsius CEOのアレックス・マシンスキー氏が、いくつかの刑事告発について有罪を認めたと複数の報道が伝えています。

マシンスキー氏は、2023年7月の原告訴状によると、証券詐欺、商品詐欺、電信詐欺などで刑事告発されました。

Inner City Pressの報道によれば、マシンスキー氏は火曜日に2件の罪状について有罪を認めました。Bloombergによると、マシンスキー氏は商品詐欺と、同社のネイティブトークンの価格を操作する詐欺的な計画について有罪を認め、最大20年の懲役刑が科される可能性があります。

59歳のマシンスキー氏は、顧客を欺き、Celsiusの収益性について誤解を招くような説明をしたとして2023年に逮捕されました。Celsiusは顧客が利息を得たり、ローンを組んだりできる暗号通貨会社で、2022年に破産を申請し、その後今年初めに清算されました。

2023年7月、ニューヨーク南部地区の検察官は、マシンスキー氏が「Celsiusの事業および財務状況の核心的な側面について公に誤った説明を繰り返し、小売顧客にCelsiusに暗号資産を提供させ、Celsiusのサービスを継続して利用させるために誘導した」と述べました。

マシンスキー氏は複数の規制当局からも非難を受けています。2023年7月、証券取引委員会は、Celsiusとマシンスキー氏を、詐欺的かつ未登録の暗号通貨販売を通じて数十億ドルを調達し、Celsiusの財務状況について投資家に繰り返し嘘をつき、同社のネイティブトークンCELの価格を操作したとして訴えました。