コインベースにZetachain（ZETACHAIN）とAleo（ALEO）上場へ
コインベースにZETACHAINとALEO上場へ
米大手暗号資産（仮想通貨）取引所コインベース（Coinbase）が、暗号資産ゼータチェーン：Zetachain（ZETACHAIN）およびアレオ：Aleo（ALEO） の取り扱い予定を9月19日発表した。
なおゼータチェーンのティッカーシンボルはZETAが主に使われているが、コインベースではZETACHAINとなるようだ。
ZETACHAINの取り扱いは流動性条件が満たされ次第、9月19日午前9時（PT）以降に開始するという。ALEOについてはすでに取り扱い開始となっている。
ZETACHAINは、ブロックチェーン間の相互運用性を実現することに焦点を当てたブロックチェーンプロジェクト「Zetachain」のユーティリティトークンだ。ZETA は、取引手数料の支払いやネットワークのコンセンサスメカニズムへの参加、ガバナンスへの参加に使用可能だ。
またALEOは、ゼロ知識証明（zero-knowledge proof：zkp）活用のプライバシー重視のアプリケーション（dApps）を可能にするレイヤー1ブロックチェーン「Aleo」の独自トークンだ。zkpにより「Aleo」のプラットフォームでは、トランザクションの詳細を開示せずにトランザクションの検証ができるようになっている。ALEOは同エコシステム内のユーティリティトークンとなっている。
発表によるとZETACHAINおよびALEOの取り扱いは、「コインベース（Coinbase：販売所）」及び「コインベース・エクスチェンジ（CoinbaseExchange：取引所）」で行われる。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち一部は対象外になる可能性があるとのこと。
なお取り扱われる取引ペアは、ZETACHAIN-USDおよびALEO-USDとなっている。
コインベースで取り扱われるZETACHAINは、ゼータチェーン上のトークンで、ALEOはアレオ上のトークンとなっている。各ネットワーク以外の規格のトークンをコインベースのアカウントに送信すると失われる可能性があるため注意が必要だ。
ちなみにALEOは、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label（実験的ラベル）」の対象となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。
Coinbase will add support for Zetachain (ZETACHAIN) on the Zetachain network. Do not send this asset over other networks or your funds may be lost. Transfers for this asset are available on @Coinbase @CoinbaseExch in the regions where trading is supported.
— Coinbase Assets (@CoinbaseAssets) September 18, 2024
Coinbase will add support for Aleo (ALEO) on the Aleo network. Do not send this asset over other networks or your funds may be lost. Transfers for this asset are available on @Coinbase @CoinbaseExch in the regions where trading is supported.
— Coinbase Assets (@CoinbaseAssets) September 18, 2024
画像：iStock/Ninja-Studio
関連ニュース
- コインベースにゲーム特化型L2「Ancient8（A8）」上場へ
- コインベース、ラップドビットコイン「cbBTC」をBaseとEthereum上に展開
- コインベースのL2チェーン「Base」、ネーミングサービス「Basenames」導入
- コインベース、ハワイで暗号資産サービス提供開始
- 米SEC、コインベースの召喚要請を却下するよう裁判所に求める
関連するキーワード
コインベースにZetachain（ZETACHAIN）とAleo（ALEO）上場へ
この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
合わせて読みたい記事
免責事項：本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか？
チャリティーメモコインMIRAの急騰により、がん研究所が100万ドル以上の寄付を受け取る予定
簡要説明 若い娘のミラが珍しい脳腫瘍と診断された後、テクノロジー企業のCEOであるシキ・チェンは、研究所の研究を支援するための寄付を求めてXに心からの訴えを行いました。Pump.Funのユーザーがミラという名前のメムコインを作成し、その時価総額は8000万ドルに急上昇しましたが、チェンが自身の供給を清算し、すべての収益を研究所に寄付する計画を明らかにしたことで下落しました。「たとえトークンを1つも売らなくても、[研究所]に少なくとも100万ドルを送るつもりです」とチェンは更新で書きました。
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン、29万3000ドルの寄付でタイの動物園の話題のピグミーヒポ「ムー・デン」を「養子に」
要約 イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリンは、2024年に話題となったピグミーヒポポタマス「ムーデン」を「養子縁組」するために、タイの動物園に29万3,000ドル以上を寄付しました。ブテリンは、バンコクで開催された11月のDevcon SEAカンファレンスなど、タイでのイーサリアム関連イベント中に受けたタイの人々のもてなしに感謝して寄付を行ったと述べています。
ChainOpera AIとTensorOpera AI、AIエージェント向けのブロックチェーンL1とAI OS構築のために資金を1700万ドルに拡大
マイクロストラテジーの戦略：2025年には企業が暗号通貨の需要を牽引する可能性があるとウィンターミュートのアナリストが述べる
ウィンターミュートのアナリストによると、企業が自社の株式を活用してMicroStrategyの先例に倣い、ビットコインをバランスシートに追加する動きが2025年に主要なトレンドとして浮上する可能性があります。現在、このような取り組みを行っている企業には、Mara、Riot、Metaplanetが含まれます。
トレンド
もっと見る暗号資産価格
もっと見る
