ジャージーシティの年金基金がビットコインETFに投資

ニュージャージー州ジャージーシティのスティーブン・フロップ市長は木曜日、市の年金基金がビットコイン BTC -1.56% ETFに一定割合を投資することを発表しました。

ジャージーシティの年金基金は、米国証券取引委員会（SEC）に書類を更新しており、フロップ市長はソーシャルメディアプラットフォームXで、ウィスコンシン州の年金基金と比較していると述べました。市長は、このプロセスが夏の終わりまでに完了する見込みだとしています。

「暗号通貨とビットコインがここに留まるかどうかの問題はほぼ終わり、暗号通貨とビットコインが勝利しました」とフロップ市長はXに書きました。「私は長い間（浮き沈みを経て）暗号通貨を信じてきましたが、広く見れば、暗号通貨を超えて、ブロックチェーンはインターネット以来最も重要な新技術革新の一つだと信じています。」

スポットビットコインETFの流入は7月24日に14億7,000万ドルに達し、ブラックロックのIBITが8億6,531万ドルの大部分を占めていると、The Blockのデータダッシュボードは示しています。

ウィスコンシン州の年金基金

ニュージャージー州知事の民主党候補を目指すフロップ市長は、年金およびその他の信託基金に投資するウィスコンシン州投資委員会と比較しました。

5月中旬のSECへの13F提出書類で、ウィスコンシン州投資委員会は、ブラックロックのiSharesビットコイントラストの株式1億ドルと、グレースケールビットコイントラストの株式6,400万ドル近くを保有していることを明らかにしました。さらに、コインベース、ブロック、マラソンデジタル、ライオットプラットフォームズなどの暗号通貨企業の株式も保有していると、The Blockは以前報じました。

「通常、これらの大手機関が13Fに登場するのはETFが流動性を高めてから1年ほどかかりますが、今回のような普通ではないローンチを見てきました。良い兆候であり、さらに多くの機関が群れをなして動くことを期待しています」とブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は当時述べました。