ゲンスラー氏がバイデン氏の再選を阻む可能性がある｜マーク・キューバン氏が発言

億万長者投資家で仮想通貨の支持者であるマーク・キューバン氏は、証券取引委員会（SEC）議長のゲイリー・ゲンスラー氏の行動が現職のジョー・バイデン米大統領の再選キャンペーンに与える潜在的な影響についての見解を示した。

キューバン氏の懸念

CoinbaseのState of Crypto Summitで、キューバン氏は、Fox Businessの記者エレノア・テレット氏によれば、ゲンスラー氏が「文字通りジョー・バイデンの選挙を台無しにする可能性がある」と述べた。

キューバン氏はこれまでも、ゲンスラー氏やSEC自体がバイデン氏の再選の希望に対する妨げになる可能性があると示唆してきた。

2024年5月にキューバン氏は、仮想通貨規制の責任を米国商品先物取引委員会（CFTC）に移すべきだと主張していた。

その際、彼は2024年の米国大統領選挙について「仮想通貨投票者はこの選挙で声を上げる」と述べ、バイデン氏が敗北した場合、「ゲイリー・ゲンスラーとニューヨークのSECに感謝する可能性が高い」と警告していた。

ジョー・バイデン氏と仮想通貨

バイデン大統領は、仮想通貨業界のインサイダーとの間で、選挙キャンペーンのために仮想通貨寄付を受け入れる可能性について話し合いを始めたと報じられている。

しかし、彼の在任期間中には仮想通貨業界に対して比較的否定的な態度が見られたため、この動きは遅すぎるかもしれない。

現職のバイデン氏が今後のキャンペーン中にどのようにこの問題に対処するかは明らかではない。

大統領候補者討論会でこの問題が取り上げられる可能性もある。

ドナルド・トランプ氏と仮想通貨

元米国大統領のドナルド・トランプ氏の仮想通貨に対する立場は、バイデン氏とは大きく異なる。トランプ氏は最近、技術に対する全面的な支持を表明している。

トランプ氏は「ジョー・バイデンの仮想通貨に対する戦争を終わらせる」と誓い、「仮想通貨とビットコインの未来がアメリカで作られることを確保する」と述べている。

以前のコメントで、トランプ氏は自身のソーシャルメディアネットワークTruthで、仮想通貨業界を政府の干渉から守ることを約束し、「一方、ジョー・バイデンは我が国の歴史上最悪の大統領であり、仮想通貨をゆっくりと苦しめながら死なせようとしている」と述べた。

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