アーク・インベストがイーサリアム現物ETFから撤退＝21Sharesと提携を解消

米運用会社のアーク・インベストメント・マネジメントが、イーサリアム現物ETFからの撤退を表明した。
今回の撤退は、新たなS-1修正申請書で同社の名前がないことで明らかとなった。

イーサリアム現物ETFから撤退

イーサリアム現物ETFの上場に期待が高まる中、アーク・インベストメント・マネジメントが同ETFからの撤退を正式に発表した。
これは新たに修正されたS-1修正申請書によって明らかになったもので、21Sharesとのパートナーシップは解消され、イーサリアム現物ETFは21Sharesが単独で申請することとなったようだ。

広報担当者は、この決定について仮想通貨メディアのThe Blockに対し、今回のETFからは撤退するものの、今後も仮想通貨市場へのアクセスを拡大する姿勢を示している。

申請書の詳細にあるように、アーク・インベストはこのETFのパートナーを務めることはありません。
我々は、SECの最近の19b-4承認に歓迎しており、米国の投資家の資産クラスとしての仮想通貨へのアクセスを増やすことにコミットしています。

また、「イーサリアムについては、アーク・インベストはその変革の可能性とイーサリアム・ブロックチェーンの長期的な価値を信じていますが、現時点ではイーサリアム現物ETFを進めるつもりはありません。」とコメントした。
イーサリアム現物ETFに関しては申請しない方針を明確にした同社ではあるが、ビットコイン現物ETFには引き続きコミットするとのことだ。

イーサリアム現物ETFに関しては、米国証券取引委員会が5月24日に8銘柄の19b-4フォームを承認したことで、仮想通貨ETF市場における動きが活発化している。
これに伴い、ブラックロックやフランクリン・テンプルトン、ヴァンエックなどがS-1修正申請書を提出し、今後の当局の承認を待っている。

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この記事はTHE BLOCKの「ARK Invest no longer a partner with 21 Shares for proposed spot Ethereum fund」を参考にして作られています。