フレンド・テックのFRIENDトークン クジラの大量売却でエアドロップ後に50%下落
5月3日にフレンド・テック(Friend.tech)のエアドロップが開始された直後、 「Murphys1d」 として知られる最大のクジラ(大口保有者)が新たに発行されたフレンド・トークンを5万5000個以上売却した。
この売却に加え、仮想通貨投資家のルーク・マーティン氏を含む一部のユーザーは、エアドロップトークンを請求できなかった。マーティン氏は 5月3日のX投稿 で「わずか2時間で7桁から5桁に価値が落ちるのを見ながら、請求しようとページを更新し続けている...まだ請求できない。傷口に塩を塗られているようだ」とした。
マーティン氏はさらに、クジラウォレットが活動のない偽のアカウントにリンクされており、リスクなしでフレンド・テックのポイントを50万以上稼いでいたとも付け加えた。
新しいフレンド・テック(FRIEND)トークンはローンチ以来52.5%下落し、3.26ドルから1.32ドルになった。 コインゲッコのデータ によれば、トークンの価格は最後の1時間で32%以上落ちた。
ブロックチェーン専門家であるアンディ・リアン氏によれば、フレンド・テックの最大のクジラによる売却は短期的に市場に影響を及ぼすかもしれないが、必ずしもトークンの長期的な行方を左右するものではないという。
「供給の増加とパニック売りで短期的な価格の下落を引き起こす可能性はあるが、必ずしも長期的な下降トレンドを意味するわけではない。私にとっては良いことだ。トークンの所有がより分散化されることは、プロジェクトに対する単一のエンティティによる過度なコントロールのリスクを減らす」とリアン氏はコインテレグラフに語った。
リアン氏は、トークンの価値は主にフレンド・テックに対するコミュニティの信頼と、チームが現状をどのように管理するかに依存するとも指摘した。
エアドロップファーマー
フレンド・テックの謎のクジラは、エアドロップ報酬のためだけに新興プロトコルとやり取りするプロのエアドロップファーマー(スクワッター)とみられる。彼らはしばしば複数のウォレットを使い、報酬を増やそうとする。
エアドロップファーマーの主な問題は、彼らがエアドロップされた全てのトークンを市場で売却する傾向があり、正規のプロトコルユーザーによるさらなるパニック売りを引き起こすことにある。このような例は4月末に発生している。オムニ・ネットワークのOMNIトークンは、エアドロップ後18時間で 55%下落 し、時価総額の半分以上が消し飛んだ。
2023年3月、エアドロップハンターがアービトラムのARBエアドロップから、1496のウォレットから合計330万ドル相当のトークンを、彼らがコントロールしていたたった2つのウォレットに 集約させた こともあった。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
ブリッジウォーター・ファンド創設者:私たちは金融、政治、地政学秩序の「典型的な崩壊」段階にあり、関税などの短期的な出来事に惑わされてはならない
Bitget現物マージンに、PAXG/USDTが追加されました!
リップル(Ripple)、英国政府に仮想通貨規制の迅速化を要請

機関:トランプ大統領の関税によりコアPCE指数が2.0%上昇する可能性
トレンド
もっと見る暗号資産価格
もっと見る








